関東配管工事業協同組合
KANTOH PLUMBING INDUSTRIES COOPERATIVE SOCIETY

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登録配管基幹技能者制度

                       
副理事長 富樫 敏哉
 
平成7年に建設省(現国土交通省)が策定した、建設産業政策大綱では、技術と技能の優れた人材が生涯を託せる産業とするために、建設生産の進展による新しい技能者像を確立するとともに、「良いものを安く」提供できる人材として、基幹的技能者を確保、育成することの必要性が述べられた。これを受け、建設産業団体では業種ごとに技能開発計画を策定し、「基幹技能者制度」を整備し、資格者の認定が行われてきました。
「日本空調衛生工事業協会」「全国管工事業協同組合連合会」「日本配管工事業団体連合会」の管工事に関わる3団体では、空調・衛生設備の中核をなす配管基幹技能者の必要性について合意し、平成14年6月に「基幹技能者制度推進委員会」を設置して、制度の構築に向けて取り組み、平成15年より「配管基幹技能者認定講習会」を開催して、多くの配管基幹技能者を認定してきました。
その後、平成20年1月31日付けで建設業法施行規則が改訂され、基幹技能者を国土交通大臣の登録講習とすることを受け、それまでに認定された「配管基幹技能者」への特例講習を行い、「登録配管基幹技能者」への移行を進めるとともに、「登録配管基幹技能者講習」を開催しており、現在では、2,800人以上(平成27年
 
 
 
3月現在)の資格者を送りだしています。関東配管工事業協同組合では、日本配管工事業団体連合会の下部団体として、制度の立ち上げより講習委員会や運営委員会へ参加をさせていただき、制度運営の一角を担ってまいりました。
配管基幹技能者に求められるスキルとしては、建築現場の実態を常に的確に把握し得る熟練技能者で、部下の作業員へタイミングよく作業指示、指導ができること、他業者との折衝役として関連職種の理解と工程を調整する役割、QCDSをふまえた総合的な現場作業管理など、多岐にわたりますが、決して新しい役回りではないように考えております。工事現場で配管工として永年職長などを経験してきた方なら概ねこれらのスキルを持ち合わせているのではないでしょうか。これからは、優秀な技能・技術を持っている配管工の皆様に資格取得へ積極的に取り組んでいただくこと、それに加えて「登録配管基幹技能者」の待遇の改善に向けた取り組み等、業界を挙げて進めていくことが求められていると思われます。
関東配管工事業協同組合では制度運営で協力をさせていただいている各団体の皆様とともにこの問題にも積極的に取り組んでまいります。今後とも「登録配管基幹技能者制度」につきまして、組合員の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
文末になりますが、制度立ち上げより10年余り、多大なるご尽力をいただきました三浦元理事長へ感謝申し上げます。