委員会について
BCP委員会
関東配管工事業協同組合では、2011年に発生した東日本大震災を契機に、各組合員の事業継続計画(以下BCPという)作成について議論をして参りました。2014年に東京都中小企業団体中央会(以下中央会という)の支援を受け、組合員を集めてBCP作成の説明会を開催しましたが、各企業で作成するのは困難で有るとの事から、中央会と話し合いを重ねた結果、最初に組合BCPを作成することになりました。2015年中央会より講師を派遣して頂き、8回の研修会を開催し、2015年12月22日には「事業継続計画(第1版)」を作成、中央会に提出、受理されました。組合員には2016年4月に4回の日程を設けて説明会を開催しました。説明会開催中の4月14日に熊本地震が発生し、その被害状況を踏まえてのBCP作成の見直しを考え、中央会に「事業継続計画の実施・実現化の支援業務」を追加して運用することの支援をお願いし、2016年再度中央会より講師を派遣して頂き、6回の研修会を開催して、2016年12月12日「第2版(改訂版)」を作成、中央会に提出、受理されました。同時進行で組合員2社を選び、各企業のBCPを作成して頂き、中央会に提出、受理されました。
組合BCP作成に携わり、関東地区の大地震・津波を想定しながらでしたが、毎年のように起こる水害、都市部のゲリラ豪雨、新型コロナウイルス等と大災害だけではなく、どんな状況が起こっても組合・組合員が事業を継続する事が大事なことです。組合BCPの中で、「組合員同志の相互扶助」・「配管工事の社会的責任」を多く書き込んでいます。どんな状況においても相互扶助の精神のもと組合員同志助け合う事、そして、大災害発生後の配管復旧が、我々配管工事業者の社会的使命で有る事を考えていきたいと思います。
組合では、毎年11月に組合事務所において「東京湾北部直下型地震 M7.3を想定」して避難訓練を行っております。訓練後組合員に被害情報を確認する訓練メールを一斉送信し、4日以内に返信メール貰っています。 なお、毎年BCPを水平展開して組合員のBCP作成を支援しております。 今後とも組合BCPにご理解、ご協力をお願いします。
BCP委員長増田幸康
技術委員会
技術部会では以下の事を行っております。
新入社員合同研修会
新入社員から2年生位を対象に、空調・衛生配管の仕組み施工方法、使用材料の説明、建設業界の仕組みを教えています。
特別教育
高所作業車、アーク溶接、フルハーネス等、組合員の要望している資格所得の支援を行っております。
レベルランク認定制度
一般社団法人東京空調衛生工業会様と共同で、技術者の社会的地位向上と能力向上・見えるかを目的として4段階評価にて年1回開催しております。
1,2級配管技能者講習会
毎年12月に、配管技能者の試験前講習会を開催、専門講師及び、理事も参加して、受講参加者を100%合格させる為に、技術・注意点・作業手順等を教えております。
技術委員長山田栄二
広報委員会
2021年に広報委員長に仰せつかりました大野と申します。
広報委員会の活動を通して、関配協の魅力を外部の皆様に発信できれば幸いです。
現在、注力しているのがホームページの運用です。主には新着情報の更新になります。
関配協では総務委員会、技術委員会、購買事業部会、広報委員会、BCP委員会、青年部会の6つの会で様々なイベントを行っています。その内容をホームページに載せることにより組合の活動内容や雰囲気をお伝えすることができるので、なるべく写真なども添えるように心がけております。
また、リモートワークが定着しつつある中、当委員会もリモートで何かできないか模索しております。
例えば、WEB特別教育やメーカー新商品説明など様々なことが対面しなくても可能になりました。
組合員の皆様が欲しい情報を得られる場所、賛助会員の皆様がPR、発信できる場所をオンラインで開催できればと存じます。
今後も創意工夫を図り、組合と業界の発展に寄与できるよう広報委員全員で精進していきます。
広報活動にご理解ご協力の程、どうぞ宜しくお願い致します。
広報委員長大野賢
総務委員会
総務委員長の内村と申します。いつも関配協を応援していただき誠にありがとうございます。
総務委員会の活動内容をお知らせします。
総務委員会の所管事項は大きくわけて3項目から構成しております。
まず一番骨の折れる項目は、組合機関紙発行です。年間一誌発行しておりますが内容がマンネリ化してしまいがちです。会員皆様に興味を持ってもらえる記事作成を心がけておりますが。
次に標準分掛かり表作成です。配管工事は様々な施工方法、接続方法、管種、があります。人項目ごと組合員にアンケートを実施し、時代に合った分掛かり作成を心掛けております。
これも、品種がたくさんあり難航しがちです。
最後に配管入門テキスト作成を揚げておりますが、今現在まとまった形にはなっておりません。今後は新人研修用に作成し纏めてまいりたいと考えております。
其の他、定時総会の準備など縁の下から支えることを求められておりますが、事務局だよりが現状です。
あと数年は、老体にむち打ち、総務委員会を支えてまいります。
なるべく早急に次期委員長に名乗りを挙げてくれる若手の出現を切望しつつ、現況の紹介です。
総務委員長内村愼吾
購買事業部会
購買事業部会はユニフォームあっせん販売事業、受注あっせん事業、組合員の相互交流をはかる為の年3回のゴルフコンペ開催などが主な活動内容であります。
こういった購買事業により、組合の収入確保による安定した活動の推進を目指しておりこの30周年行事については記念のバッジを制作し、関東配管工事業協同組合としてのアイデンティティを広く知らしめるべく会員各社に付けて頂こうと思っております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
購買部会長渡辺友大
青年部会
私たち青年部は後継者や若者のスキルアップを目指すと共に、次世代の育成の場と考えております。
主な活動は、勉強会や講習会、工場見学会、配管工(職人)同士のコミュニケーションの場として技能工懇親会、親会の総会・行事等を協力して行い、年に一度、日管連全国青年部会を全国7地区で持ち回り開催し、配管業者との情報交換をしております。
また月に一度の定例会では現場で直面する様々な問題、働き方改革に伴う労働時間の改善、業界の高齢化、人材(若手)不足等を話し合ったり、賛助会員による新商品や各メーカーの動向がタイムリーに解るという利点もあります。
今後も配管業界は様々に変化していくと思われます。
青年部会という、違った環境の中で時代に順応できる資質を養う様な取組みをしていきたいと思っております。
またこの様な取組みの積み重ねで、配管工事の主要工事会社の団体としての地位が向上し、行く行くは配管業界の底上げに繋がる様に青年部一丸となり、活動していきたいと思っております。
青年部会長児玉和也